代表インタビュー

代表紹介

代表取締役社長笹原 司和

インタビュー

これまでの百年、これからの百年

琵琶倉庫株式会社は明治39年(1906)の創業以来、滋賀県長浜市で百年以上にわたり倉庫業を営んでまいりました。私で5代目になりますが、これまで受け継いできた先人たちの名前を汚すわけにはいきませんし、会社として少なからず地域に貢献してきたという自負もあります。だからこそ今後は次の百年を見据えて、今やるべきことをしっかりやっていかなければならないと考えています。

大切なのは、正直な会社であり続けること

当社の強みとしては、交通環境に恵まれた日本列島の中心という立地や、最新の物流システム、県内有数の倉庫面積などが挙げられますが、私が一番大事にしているのは「しっかりと確実に仕事をして、お客様の要望に応える」ということです。倉庫が常に整理整頓されていて、届いた荷物がきれいで、対応も親切丁寧で……そんな当たり前のことを当たり前にやる。地道かもしれませんが、そうした日々の積み重ねこそが、お客様からの確固たる信頼に繋がっていきます。そのために私たちは、お客様に対して正面から向き合える、正直な会社であるよう常に心がけています。

新たに生まれ変わる「第二創業」の転換期

当社は今、第二創業とも言うべき変革の時を迎えています。百年を超える長い歴史のなかには不遇の時代もありましたが、事業部制を取り入れるなど大幅な組織改革に着手した結果、ここ数年の業績は右肩上がりを続けています。さらに2019年夏には、会社の柱となる新たな経営理念を打ち出し、それに基づいたビジョン&ミッションを構築する予定です。もう一度会社をいちから作り直して生まれ変わる、それくらいの強い気持ちをもって、会社の発展に貢献していくつもりです。

具体的な取り組みと今後の目標

今年スタートした「2020計画」では、新規を開拓しながら利益を倍増するという目標を掲げました。たとえば事業部制をひいて体制を一新したのもその取り組みのひとつで、各セクションに責任と権限を持たせて営業展開を行うなど、スピード感を持って目標に向け取り組んでいます。そして今後5年間の中期目標としては、約15億円の売上げを目指していますが、これは単に業績を伸ばすという数字上の話ではありません。一緒に働いてくれている社員たちに少しでも豊かになってもらいたい、夢や希望を持ってもらえるような会社でありたい。それが私の夢のひとつであり、そのために今後も益々頑張っていきたいと思います。